いじめられていたことに気づかなかった学生時代:イジメとイジリの境界線
どうも、ぼっちニートになりたい22歳のニーターでございます。
僕はどうやら、小学生・中学生のとき虐められていたようです。
奇妙な言い方ですよねw
でも実際、虐められていたと思ったことは無くて、今振り返ってみると「あ、これってイジメなのかな・・・?」と思い当たるのがいくつかあるので、それで今頃になって気づいた感じです。
今回は、実際に自分がされたいじめの内容と、なぜいじめだと思わなかったのかについて記して行こうかと思います。
目次
イジメの内容
ここから先は、人によったら気分を害する恐れがありますので、ご注意ください。
小学生編
小学生のときは、殴る・蹴るといった、身体に危害を加える系のいじめが主ですね。
例えば・・・
A:「なあ田中〜(仮の僕の名前です)、ここ殴ったら痛いらしいで?」
僕:「え?あ、そうなん?w」
B:「そうそうw試していい?w」
僕:「なんでやねんw」
それから、数人に囲まれてそのうちの1人に鳩尾(みぞおち)を殴られました。
僕:「いっ..つ...!!」
B:「どう?痛い?w」
僕:「痛いに決まってるやんけ・・・!w(当たり前やろ)」
みたいな。
そんな感じで殴られたり太腿の外側付近を膝蹴りされたり、あと、タオルを鞭代わりにして引っ叩かれたりしてましたね。もちろん痛い思いはしたんですけど、そんなに嫌な気持ちにはならなかったですね。
他には、ドッジボールとかサッカーでわざと顔面を狙われたりとかですかね。
それで鼻血が出たり、目ん玉に砂が入ったりしたこともあって、酷いときには早退して、保健の先生にタクシーで病院に連れて行かれたりもしました。因みにこのときも、別に不快な思いをしたわけでは無く、むしろ「初めてタクシーに乗れた!うれちい!」とラッキーに感じてたほどです。
あ、でも一つ不快に感じたことがありました。
こんな感じの鉛筆のキャップあるじゃないですか↓
休み時間の教室で鉛筆キャップを耳の中に突っ込まれたことがあったんですね。鼓膜に思い切り当たったみたいで、激痛と耳鳴りが凄かったので、さすがにこれは「いったあああああ!!!!」と叫びました。
幸い痛みと耳鳴りも治って、鼓膜が破れたりした訳ではなかったので、大事にはなりませんでした。僕も最初は怒りましたが、1日も経てば怒りも静まっていたので、それからは特に気にしませんでした。
まあこんな感じで、周りから見たらイジメやろって一見思いそうな出来事も、特にイジメだと感じたことはありませんでしたね。
中学生編
続いて中学生編に参ります。
中学生のときは、殴る・蹴るなどの暴力的なものはあまり無かったですが、陰湿なものは多かったかも。
例えば・・・
トイレ掃除のとき、3人班だったのですけど、決まって僕1人が個室に閉じ込められて上から水をぶっかけられて、
僕:「おいやめろって!濡れるやろ!w」
C:「アッッヒャッヒャッwwww(面白い笑い方をする子でした)」
というやり取りをよくして、よくYシャツを濡らしていました(濡れることはわかっていたので予め学ランは脱いでいた)。
あと、これまた悪質な遊びがあって、カーテン囲いという遊びがありました。
どういうものかと言うと、教室のカーテンで対象者を隠して、大多数でその人を殴ったり蹴ったりするというものです。対象者はカーテンに遮られて見えないため、誰が殴ったのか蹴ったのか分かりません。そのため、対象者から報復されることは無いので、みんなは安心して殴ったり蹴ったりできる訳です。
僕もしばしばカーテン囲いの対象者となっていましたが、今思い返すと、よくできた遊び(イジメ)だなと結構感心しております。人間の本質をうまく利用した遊びですよね。SNSでも匿名を盾に言いたい放題できます(誹謗中傷などは起訴されますが)が、それに似たものを感じます。
他には、髪の毛やまつ毛を抜かれたり、女子生徒の前でズボン脱がされたり、授業中にケシカス投げられたり・・・まあそんな感じの可愛いレベルです。小学生のときと同様、そんなに苦しいと感じることはなく、そこそこ楽しい中学校生活を送ることができました。
高校生は、特にこれといったイジメはなく、平和な高校生活を送っておりました。
ざっくりとですが、学生時代のイジメの内容はこんな感じです。
なぜイジメだと思わなかったの?
上記の内容を見てどう思いましたか?
イジメだと思う人もいれば、そんなに大したことないと感じる人もいるかと思います。
僕はもちろん後者で、自分がされている分にはイジメとは思わず、イジリだと思っていました。
(客観的に見たら・・・どうなんだろうw)
では、なぜイジメだと思わなかったのか?
それは恐らく、2つ理由があって、1つは
- なんやかんやその人たちとも遊んだりしてたし、クラスにそこそこ馴染んでいたから
です。
自分の場合、イジリは色々されたけど無視はされたことなかったので、それ以外は普通にクラスメイトと話してましたし、遊びにも誘われていましたので、特に疎外感を感じることもありませんでした。
そして、もう1つは
- 他にもイジられている人が何人かいたから
です。
僕ほどの被害を被っている人は中々いませんでしたが、それでも同じようなことをされている人は何人かいました。例えば、先ほど話したカーテン囲いに関しては、僕だけが対象者になっていた訳ではなく、他にも何人か対象者となっていました。
対象者になった人たちも、イジメられているという雰囲気を出していなかったので
「まあイジられてんの俺だけじゃないしな〜」という思いを抱いていて、特にイジメだとは思いませんでしたね。
イジメられているという思いより、イジラれている・遊ばれているという思いが先行しました。
いじめ・いじり の境界とは?
結局のところ、本人の気持ち次第だと思います。
僕のされていたことって周りから見ればイジメに見えていたようで、よく周りから心配されていました。当時の友人には「しんどくないの?」と心配され、当時親しかった先生にも放課後個室に呼び出されて「色々されてるけど大丈夫?」とよく心配されていました。それに対して僕も「遊んでいるだけだから大丈夫!w」と答えていました。
その返答は僕の本心で、「心配かけないようにした」とかいう意図はなかったです。もしかしたら、虐められていることを認めたくなったという深層心理があったのかもしれませんが、何かをされることで精神的に参るとかも無かったので、特に問題はなかったです。
でも、僕と同じようなことをされて「嫌だ」と感じる人も少なくないと思います。
自分がされて嫌だと思うならイジメ、そうでないならイジメじゃない
自分が苦しくないのなら、そんな感じで良いと思います。